12歳で英国単身留学

現在45歳・・・・12歳の私が一人でイギリスに渡り生活した時の日記。両親に感謝の気持ちを込めて。

とても昔の事・・・

「1989年3月21日」


確か・・・お昼前の英国航空の便?


で、イギリスへ飛んだあの日。


当日は「一人」。イギリス「初」!


小学校を前日に卒業したばかりの「ほやほやちゃん」。


成田空港がすごーーーーく大きく感じたのを覚えてるなあ。


当時英語力ゼロだった私、渡英の前に自己紹介ぐらいできるようにと週一で、英語の先生に教えて頂いていた。


機内食の時は、おそらく"Fish or Meat"と聞かれるからと練習したのを頭の隅っこで考えながら・・・Fish...or.....Meat?って聞かれたら Meat pleaseって答えればいいのね。


ん?今日は私は・・・お肉の気分?お魚の気分?


いやいや、そんな事考えてる場合じゃないでしょ、今日は。


家族にバイバイ言わないといけない・・・大仕事がある。


そんな事を考えながら・・・


家族とバイバイするのは、さびしーーーーー!とヒクヒク泣きながら、成田空港のエスコートサービスのお姉さんに手を引かれながら飛行機へ。


多分だけど、今の私が思うに、当時当日は何が起こってるのかよく分からなく、
ふわふわーっと成田空港にいたと思う。


まあ正直・・・飛行機の中の事はあんまりおぼえていない。


ゆいつ覚えているのは、着陸前に、まだエスコートサービスが必要だった私はみなさまより早く降りるので、な・・なんと「ファーストクラス」に移動になる。


12歳の私・・・飛行機に乗る事じたいBIGイベントなのに・・・


「ファーストクラス」?


「え?」
「何これ?」
「お席に座っても・・足・・・つかない」


とりあえずとってもビックなおじさまの隣の席に、とりあえず着陸までここで座っててみたいに日本人のスチュワーデスのおねえさまに言われ。


とりあえず、このお隣のおじさまに、ちょこりとsit down。


なんか視線が気になるので・・・


「はろお」(Hello)


とご挨拶。


おじさまもにっこり笑ってHelloと返事をしてくれて、幼いわたしながら、


よしよし、「はろー」成功!した!!と一人で嬉しかったのを覚えてる。



そして今日は2019年5月17日。
現在42歳。


Oh my god.


もう30年も前の事。


昔のようなついこの前のような・・・


そして今日の主人公の「日記」


イギリスに渡る前に、父母に買ってもらい(Paddingtonの表紙・・多分当時流行ったのかな)を、出発一ヶ月前からスタート。


今読むと・・・自分ながら、「あ~かわいいな~」とか「五歳になる娘の字とそうかわらない?」とか、素直に「あ~なつかしい」とかいろいろ考える。


ずっと実家にあったこの日記を東京に持ってきて、これをWordに落としたいたいなとかいろいろ考えていて、今日このブログをスタートする日に決めました!


私なりに、「マイペース」に書いていこうと思った次第でございます!


やろうと思ったきっかけは、何かの形で両親へ感謝の気持ちを伝えたいな~と思って。


私を12歳でイギリスに行かせてくれた事。私も二人の娘の母になり、(まだまだ未熟ですが)親って大変だ!と思うようになり、11年間のイギリス生活があったからこそ今の自分がいる。12歳のちびっこにイギリスで勉強するチャンスを与えてくれた。


よくいろんな方に、12歳から一人でイギリス?さみしくなかった?とかいろーーーんな事・コメントがある。ご両親に捨てられちゃった?に近いコメントもある。(あはは)


確かにホームシックにもなったし、えーーん、帰りたい!(と多分思ったと思う)


けれでも、このジェットコースター?みたいな11年の私の生活がすごーく楽しく、100%満喫していたと思う。


12歳のわたしのアドベンチャーのはじまりはじまり♪